どこへ相談したらいいの？｜離婚相談12

離婚に関してインターネットを検索すれば、様々な広告、検索結果には、多くの弁護士事務所がでてきます。これらの広告先に電話して、無料の離婚相談を申し込んでみるのも方法の一つです。もしも無料相談によって、ご自身の離婚において押さえておくべきポイントが把握できれば幸運でしょう。

離婚におけるポイントは、それぞれの夫婦によって異なっています。

夫婦間の子の親権で合意ができない状況になっていると、協議離婚が難しいということが言えます。このようなときには、家庭裁判所での離婚調停をやっていくことも考えなければなりません。

また、財産分与、離婚慰謝料の有無、慰謝料の金額、養育費、面会交流などが、離婚でのポイントになることもあります。

財産分与では、特に住宅（住宅ローンの支払い）の整理が大きな課題となります。住宅をどちらが引き継いで、住宅ローンをどちらが支払い続けていくのか、ということの整理には難しい問題もあります。

離婚慰謝料に関しては、一方が有責であることを認めていれば金額の調整となりますが、そもそも有責配偶者であることを双方で認めないことも多くあります。

夫婦間に離婚の条件について争いがあれば、家庭裁判所の調停、裁判を経て離婚となることも考えられます。安易な条件で折り合いをつけることなく、ギリギリまで法律的に詰めていくという方法を選択されることもあり得ます。

一方で、離婚は円滑円満な手続きで済ませて、離婚後の生活を早くスタートさせていきたいという方もおられます。そのような方にとっては、高額の弁護士費用を負担して、長期間に及ぶ離婚裁判は避けたいということになります。また、離婚裁判をしていくためには資金が必要にもなります。

いずれの場合であれ、離婚条件の整理が必要になりますので、夫婦間の協議では条件の折り合いがつかないようなときには弁護士事務所へ、協議離婚ができる見込みである場合には行政書士事務所へ相談されてみてはいかがでしょう？